坐骨神経は腰部から脚の指先にかけて伸びている人体の中で一番太い神経です
その神経が何らかの原因で圧迫されるなど刺激をうけことにより、腰から臀部、太もも、ふくらはぎ、足先にかけて鋭いシビレや痛みなどを生じます
原因として考えられるのは、腰部椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症などがあり、ふくらはぎ外側から足の甲の親指側に症状が出るときは腰椎の4番と5番の間の神経が圧迫されていることが多く、ふくらはぎの裏側から足裏から小指側にかけて症状が出る場合は腰椎の5番と仙骨の1番の間の神経が圧迫されていることが多いですが、悪い姿勢を長時間続けることにより骨格のバランスが悪くなり、腰から骨盤まわりの筋肉、太ももの裏側のハムストリングスの筋肉の硬直による神経の圧迫も考えられます
骨盤の仙骨と寛骨の間の大坐骨孔から坐骨神経が出ているのですが、その上を通っている梨状筋が硬直して坐骨神経を圧迫することでおきる坐骨神経痛の原因とされる梨状筋症候群が比較的に多いです
主な症状としては
お尻から脚、足先のかけて痛みがある
長時間立っているのが辛い
お尻の痛みが強く長時間座っているのが辛い
長時間歩くことが困難
身体をかがめたり、反らすと痛みやしびれがひどくなる
予防、改善方法としては
同じ姿勢を長時間続けない
正しい姿勢を保つ
体重増加に注意して肥満気味の方はダイエットを
お風呂上りなどにストレッチする
運動、体操をする
当院は上記の改善法の詳しいやり方をお伝えしながら
坐骨神経を圧迫、刺激している硬くなった腰回りから骨盤、太もも、下肢の筋肉をスポーツマッサージ的にストレッチをかけて緩めて、骨格バランスを整えて
患者さんが本来持っている自然治癒力を最大に引きだせるように施術しています
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http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20161102/index.html